ジョージ・ハリスンのことば

だれもがクリシュナを探しています。

それに気づいていない人もいますが、実際にだれもが探しているのです。 

クリシュナは神です．クリシュナは過去においても、未来においても、す べての存在の源で、すべての原因の根本原因です。 

神は無限です・神は多くの名をお持ちです。

アラー、ブッダ、エホバ、ラー マ、すべてがクリシュナです。すべては一つです。

神は抽象概念ではありません・神は人格的様相も、非人格的様相もお持ち です。神の人格は至上で、永遠性・至福・知識に満ちています。海水の一滴 が海全体と同じ性質を持つように、私たちの意識と神の意識は同じ性質を持 つのですが、私たちは物質エネルギー（物質的な体、感覚的快楽、物質的な所有物、エゴ、その他）と接触し、それに執着しているために、本来の超越的意識が汚染されているのです。ちょうど汚れた鏡がきれいに物を映すことができないのと同じです。

何生涯もの間、私たちは一時的な物質とかかわってきました。骨と肉の袋にすぎないこの体を、私たちは自分自身であると誤解しています。この一時 的な状況がいつまでも続くものだと考えているのです。 

いつの時代にも偉大な聖者たちは、だれもが永遠の神意識の状態をよみが えらせることができることを説いてきました。どの魂も神聖な性質を潜在的 に持っているのです。

クリシュナは「ハガヴァッド・ギーター」で「絶えずョーガを行なう自制 のョーギーは、物質界の汚染と束縛からまったく解脱し、主への超越的愛の 奉仕により、無上の喜びの境地に達する」（五・二八）と言われました。 

ヨーガ（神と自己を悟るための科学的方法）によって、意識は浄化され、意識がそれ以上汚されることはなくなり、そして完全知識と完全至福の完成段階に達することができるのです。

神がいらっしゃるなら、会いたいです。証拠のないことを信じるのは無駄なことです。クリシュナ意識と瞑想によって、実際に神を知覚できるように なるのです。実際に神と会って、話をして、遊ぶことができるのです。バカげた話に思えるかもしれませんが、実際に神は私たちといっしょにいらっしゃるのです。

ラージャ、ジュニャーナ、ハタ、クリヤー、バクティなどさまざまなョー ガの道があり、それぞれの道がそれぞれの達人にすすめられています。

スワミ・バクティヴェーダンタは、その名が示すように献身奉仕の道にしたがうバクテイ・ヨーギーです。思い・ことば・行動によって神に仕えることに より、そして主の聖なる御名を唱えることにより、献身者はただちに神の意 識をつちかいます。 

を唱えることによって、ただちにクリシュナ意識になることができます（論より証拠というではありませんか！）

本書『クリシュナ』を読んで理解してください。自己を解放するためにこ のヨーガ（結合）のプロセスを使って、神と会う予約をしてください。そして平和をわれらに！

ジョージ・ハリスン

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