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(十四)
14. 稲妻は定かならず、友なる雲に誠実であることをやめる。だが彼らは、全世界の友である。情欲の激しい女が、すばらしく優秀な男性にさえ誠実であり続けることができないように。
雨期に稲妻はひとつの雲からまた別の雲へと次々に現れます。この現象は一人の男性に落ちつくことのできない、情欲の強い女性に似ています。雲は雨を降らして人々の生活を維持するので、資格のある人にたとえられます。そのような人は家族や雇い人など、多くの人々に生活の糧を与えるからです。ところが不幸にも、その有徳の士も妻の離婚によって悩まされかねません。夫が悩むと家庭は破壊されます。子供たちは散り散りになり、仕事も休業になり、すべてに影響を及ぼします。クリシュナ意識に至ることを望む女性は夫と平和に暮らし、いかなる状況に置かれても、離婚をすべきではありません。夫婦は性欲をコントロールすべきで、人生が成功するようにクリシュナ意識に心を集中させるべきなのです。いずれにしてもこの物質界では、男性は女性を必要とし、女性は男性を必要としています。そして男女が一緒になったとき、クリシュナ意識で平和に暮らすべきで、稲妻のようにひとつの雲からまた別の雲へと点々とする、といった落ちつきのない行動に走るべきではないのです。