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(二十九)
29. このように雨期は終わりを告げた。室の雲は去り建私が訪れた。木も美しく差み、風も穏やかになった。主クリシュナと、兄の主バラデーヴァは、このすばらしい季節を、ヴリンダーヴアンで過ごした。
晴れ渡った空では、以前にどこの部分に雲がかかっていたか、いなかったかという区別は、すてにありません。同じように、今、物質自然の在り方に縛られている生命体が、無知、激情、そしていわゆる有徳の要素から自由になると、絶対真理と一体になります。この″一つになること″はmukti(ムクティ 物質的生活の苦しみからの解脱)と呼ばれ、五種類のムクティがあります。非人格主義は、超越性に込むことを望みます。しかし人格主義者および神の献愛者は、個別性を失わないので、精神界の天体で、精神的なあらゆる方法で個人として楽しみます。
物質界もまた精神界の一部なのてすが、それは物質自然の要素て毅われてしまっています。雲が太協によって作られたように、この物質自然も主の一時的な創造体なのてす。物贋的要索の雲が晴れるとき‘物質自然は滅ばされたと言われます。
生命体には、条件づけられた魂と、純粋な魂の二種類があります。物骰自然は、条件づけられた生命体のために創造されました。そして純粋て自由な魂に戻るために、ここに入れられたのでした。献愛奉仕をすることて解脱を逹した魂たちは、神の永遠な王国へ入ります。まだ、眠っているような物質の状態において、機が熟するのを逸してしまった者たちは、ときに現れたり、消えたりします。主シュリー・クリシュナは、条件づけられた魂たちを救い出すために、出現なさいます。